ハウステンボス、ロボットが接客するローコストホテル「変なホテル」の開業計画を発表
2015年1月28日 11:29
ハウステンボスは27日、スマートホテルプロジェクト「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル~」を敷地内に2015年7月17日に開業すると発表した。
スマートホテルプロジェクトとは、滞在時の快適性と世界最高水準の生産性が両立する全く新しいローコストホテルの実現を目指す世界初の取り組みである。そして、これまで当たり前だと思われていたホテルのサービスと設備を見直し、メインスタッフがロボットという、先進技術を駆使した、世界初となる新しいホテルを考え、快適で楽しみももたらす「究極の生産性」を追い求めるという。
同プロジェクトに賛同した東京大学生産技術研究所川添研究室、鹿島建設、ココロ社、アルデバラン・ロボティクス社、安川電機、その他数社がそれぞれの得意分野で協力し、「建設コストの削減を企図した世界展開が可能な工法の導入」、「人件費の削減を目指した自動化とサービスロボットの導入」、「省エネルギー化への取り組みと光熱費の自給率向上を企図した太陽光発電の導入」の実現を目指す。
ホテル名称およびコンセプトはグラフ社の協力で、常に変化する世の中に対してこのホテル自身も常に変化することを約束するという思いを込めて「変なホテル」と名付けられた。
同ホテルの主な特徴は、「ロボットスタッフによる効率的なサポート」「セルフサービスによるスマートチェックイン・アウト」「画像認識によるキーレス滞在の実現」「モダンデザインのゆとりある客室」である。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)