トヨタ、アルファードとヴェルファイアを刷新 キーワードは「大空間高級サルーン」
2015年1月27日 12:11
トヨタ自動車は26日、アルファードとヴェルファイアをフルモデルチェンジし、発売したと発表した。価格は両車種とも319万7,782円から703万6,691円(税込)で、排気量は2500CC、3500CCのガソリン車とハイブリッド車の3種類。
今回、アルファードは「豪華・勇壮」を、ヴェルファイアは「大胆・不敵」をテーマに、その特徴がより際立った外観となるとともに、リヤに新開発のダブルウィッシュボーンサスペンションが採用された。また、ボディ剛性の高さと相まって、上質な乗り心地と優れた操縦安定性が実現されている。
さらに、徹底した振動・防音対策や、風切り音を低減する車両形状の追求によって、クルマに乗り込んだその瞬間から高速クルージングに至るまで、高級車に相応しい心地よい静粛性が味わえるという。
また、ワンランク上の心地良さを目指し、フロアの低床化で全高を1,880mm(従来型比-10mm)としながらも、従来型と同等の室内高1,400mmを実現しゆとりの室内空間を創出。後席までスライド可能な助手席スーパーロングスライドシートが生み出す新しく快適なシートアレンジを提供する。
ドライバー支援機能として、同社によると世界初の先進機能であるドライバー視線で車両を透かしたような映像を表示する新機能のシースルービューを追加した「パノラミックビューモニター」と、複数回の前後移動を含め、自動でステアリング操作を行う切返し支援などの新機能を加えた「インテリジェントパーキングアシスト2」を一部のグレード車種に搭載。
そのほか、ルーフ全体をカラーLEDが彩る全16色のルーフカラーイルミネーションやスマートキーを携帯し車両に近づくとスライドドアが自動的に解錠し開く機能、およびスライドドアが閉じ始めれば、スマートドアロックを受け付け、完全に閉じたタイミングで自動的に施錠する予約ロック機能など多彩な装備・機構を採用している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)