ヤマハ発動機、水冷BLUE COREエンジン搭載のスポーティスクーターをインドネシアで発売

2015年1月26日 15:22

 ヤマハ発動機は26日、2000年末から欧州を中心に展開しているスクーターブランドの“MAXシリーズ”テイストのボディに、BLUE CORE思想に基づく新開発の155cc水冷エンジンを搭載したスポーティスクーターの新製品「NMAX(エヌマックス)」を2015年2月からインドネシアに導入すると発表した。 

 製造はインドネシアのグループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行い、ヤマハ発動機社中期経営計画(2013年~2015年)の“事業規模拡大”を担うグローバルモデルとして、インドネシア国内だけでなく、アセアン・先進国市場など世界各国での販売も視野に入れているという。

 排気量530ccのTMAXを筆頭に、400cc、250cc、125ccのXMAXなどをラインナップするMAXシリーズのニューフェイスとなる「NMAX」は、シリーズのDNAを受け継ぐスポーティな走りとスタイリング、および実用性を調和させ“Global Prestige City Commuter”のコンセプトのもとで開発した。

 主な特徴は、1)“BLUE CORE”思想に基づき開発したVVA搭載の新型水冷エンジン、2)スポーティで俊敏な走りを支える軽量・高剛性の新フレーム、3)自然なハンドリングに寄与する専用開発の13インチタイヤ、4)スポーティな走行性能を支えるABS(同社アセアン向けスクーター初)、5)MAXシリーズを感じさせる独創的なスタイリングデザインなどである。

 メーカー希望小売価格2,740万ルピア、発売から1年間/インドネシア国内で1万2,000台の販売を計画している。

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