ユーザーがいる限り、LinuxはEISAサポートを続ける

2015年1月24日 13:18

本家/.「User Plea Means EISA Support Not Removed From Linux」より Linux Kernel Mailing Listで、EISAバスのサポートを削除するパッチが提案された。しかし「少なくとも私が維持しているEISA FDDI機器をサポートするため、古いブランチではなく最新のLinuxでx86ボックスを動かし続けたい」と、あるユーザーが反論。この件についてLinus Torvalds氏は好意的で、「もしも実際にユーザーがいて、それが使われているなら、EISAサポートを削除することはない。古いi386コードとは違い、これは我々の負担になるようなものでもなければ、基本的に壊れているとみなされるようなものでもない(i386カーネルのページフォールトセマンティックスは実際に壊れており、いくつかの命令が欠如していることで、必要性よりも維持の負担が大きかった — 単なるアドオンのEISAとは全く異なる)。」と述べている。Intel 80386に加え、数年前にはMCAバスのサポートもカーネルから削除されている。Linuxは通常、ユーザーが存在することを確認できれば、とても古いハードウェアであってもサポートを続けるよう努力している。

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