スマホに指向性光ビームを照射して充電するシステム、Microsoft Researchが開発
2015年1月21日 13:29
あるAnonymous Coward 曰く、 北京のMicrosoft Researchが光を使ってスマートフォンに給電する新たな無線給電システムを開発したとのこと(COMPUTERWORLD、Slashdot)。
この無線給電システムは太陽光発電を応用したものだそうで、スマートフォン側に取り付けられたソーラーパネルを使って充電を行うという。ただし、屋内の周辺太陽光はスマートフォンを充電するには力が弱いため、ソーラーパネル部に光の指向性ビームを当てることでこれを解決する仕組みだという。スマートフォンの位置を追尾するシステムは、プロトタイプではKinectカメラを使用している。これにより、有線方式の充電器と同等の効率を達成することができるそうだ。
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