日立、東電ら4社、エネルギー業界向けクラウドサービス事業で提携 海外展開も視野

2015年1月19日 13:15

 日立システムズパワーサービス、日立システムズ、日立製作所、東京電力の4社は19日、電気事業者等エネルギー業界向けクラウドサービス「ePower Cloud(イーパワークラウド)」の事業化に向けた業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。

 日立システムズ、日立、東京電力は、2013年10月、情報システムサービスに関する戦略的業務提携に向けた株式譲渡契約および株主間契約を締結し、2014年3月、日立システムズパワーサービスを設立した。設立以降、日立システムズパワーサービスを交えた4社間で新たな事業の検討を行いePower Cloudの事業化に向けた業務提携に基本合意した。

 同事業は、東京電力が電気事業者としてこれまで培ってきた知見・ノウハウ等、日立および日立システムズが有するクラウドサービス基盤技術や監視技術、情報セキュリティ技術等を活用し、日立システムズパワーサービスがサービス提供する。当初は国内中心に展開を図っていくが、今後、電力需要の増加が見込まれる海外のエネルギー市場にも展開を図る計画だ。

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