systemdに新たなネットワーク機能
2015年1月17日 16:37
systemdプロジェクトでは、2015年に入って2週間ほどでコミット数が200を超えたそうだ。特にネットワーク関連のアクティビティが多く、IPフォワーディングとIPマスカレーディング、基本的なファイアウォールコントロール機能などが追加されている(Phoronixの記事、本家/.)。
IPフォワーディングとマスカレーディングは必要最低限のサポートであり、コンテナのネットワークインターフェイスに対しデフォルトで有効となる。networkdの.networkファイルには、新たに2つの設定「IPForwarding=yes」「IPMasquerade=yes」が追加される。ファイアウォールコントロール機能としては、NATルールを確立するために最低限のファイアウォール操作のためのヘルパーが追加された。これにはLinuxカーネルのNetfilterとの通信や、iptablesのファイアウォールルールセットの変更などを行うためのライブラリlibiptcが用いられている。
systemdの開発状況を日々チェックしたい場合は、systemdのGitビューアを参照するといいだろう。 スラッシュドットのコメントを読む | オープンソースセクション | Linux | オープンソース | ネットワーク
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