スバル、米国・カナダ・豪州の14年販売が過去最高に 米国では初の50万台超

2015年1月16日 18:45

 富士重は16日、スバルの販売主要国である米国、カナダ、豪州の2014年暦年小売販売において、過去最高を達成したことを発表した。

 米国の2014年販売は前年比21.0%増の51万3,693台で、2012年に記録した前年比26.0%増、2013年に記録した同26.2%増に続く大幅な伸長を遂げ、暦年販売として初めて50万台を上回る販売を達成。これによりスバルは6年連続で過去最高を更新するとともに、米国において唯一、7年連続で前年実績を上回るメーカーとなった。

 車種別には、7月に新型を投入したアウトバック、レガシィがそれぞれ前年比17.6%増、23.6増%、3月に新型を投入したWRXシリーズが41.9%増と、新型導入の3車種が牽引したほか、フォレスターが29.4%増、スバルXVクロストレックが32.0%増と大きく伸長し、主力車種全体で販売を押し上げた。

 カナダの2014年販売は前年比14.3%増の4万2,035台で、3年連続で過去最高を更新するとともに、暦年販売として初めて4万台を上回る結果となった。車種別では、アウトバック42.0%増、レガシィ44.6%増、WRX シリーズ42.1%増と、新型導入の3車種全てで前年比40%を超える伸長となったほか、フォレスターが9.5%増、スバル XVクロストレックが13.2%増と、米国同様主力車種全体で販売を伸ばした。

 豪州の2014年販売は前年比0.8%増の4万502台で、3年連続での過去最高を更新。主力のスバルXVが7.2%増、フォレスターが0.2%増と、前年に引き続き好調を維持したほか、インプレッサが32.3%増、4月に新型を投入したWRXシリーズが91.6%増と、大きく伸長した。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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