マツダ、伊藤忠商事と南アフリカにおける新販売統括会社の合弁化に合意
2015年1月16日 13:52
マツダは16日、伊藤忠商事と、南アフリカにおける販売統括会社を合弁化することで合意したと発表した。
マツダは、南アフリカにおけるブランド強化と販売拡大を目的に、2013年7月、販売統括会社「マツダ・サザン・アフリカ」を設立し、2014年10月より営業活動を開始した。今回、マツダ・サザン・アフリカが実施する3,000万ランド(約3億円)の第三者割当増資を伊藤忠商事が引き受け、同社を伊藤忠商事との合弁会社とすることで、南アフリカにおける販売事業のさらなる強化を図る。
マツダは、1963年に南アフリカに市場参入して以来、同市場に根ざしたビジネスを継続してきた。同国は現在、アフリカ大陸におけるマツダ車の最量販市場となっており、さらなるブランド強化と販売拡大を目指し、マツダ・サザン・アフリカが主体となって、マツダの「スカイアクティブ技術」搭載車を中心にラインアップの拡充を進めていくという。
マツダ・サザン・アフリカの所在地は、南アフリカ・ミッドランド市。資本金は、1億ランド(約10億円)。資本構成は、マツダ70%、伊藤忠商事30%。販売車種は、「Mazda2」(マツダ デミオ)、「Mazda3」(マツダ アクセラ)、「Mazda5」(マツダ プレマシー)、「Mazda6」(マツダ アテンザ)、「MX-5」(マツダ ロードスター)、「CX-5」、「BT-50」など。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)