バリュープレス、プレスリリースの文章をチェックする「校正ツール」を提供開始
2015年1月15日 10:33
広報PR支援事業を展開するバリュープレスが、プレスリリース文章の日本語をチェックする「プレスリリース校正ツール」の提供を開始している。無料で使えるツールで、下記サイトに作成した文章を入力すると、自動的にチェックして入力ミス等を指摘してくれる。
プレスリリース校正ツール:
http://www.value-press.com/proofreader
校正機能は、Yahoo!JAPANが提供するテキスト解析WebAPIを使用。プレスリリース作成における広報PR担当者の確認作業を効率化することを目的としている。
Yahoo!JAPANが提供するテキスト解析WebAPIは、作成した文章に対して下記の計17項目について指摘するという。
【表現の間違いや不適切な表現に関する指摘】
1: 誤変換 例:人事異同→人事異動
2: 誤用 例:煙に巻く→けむに巻く
3: 使用注意 例:外人墓地→外国人墓地
4: 不快語 例:がんをつける→にらむ
5: 機種依存または拡張文字(EUC表示不可の場合も指摘される) 例:○付き数字、一部の旧字体など
6: 外国地名 例:モルジブ→モルディブ
7: 固有名詞 例:ヤフーブログ→Yahoo!ブログ
8: 人名 例:ベートーヴェン→ベートーベン
9: ら抜き 例:食べれる→食べられる
【わかりやすい表記にするための指摘】
10: 当て字 例:出鱈目、振り仮名
11: 表外漢字あり 例:灯籠→灯●
12: 用字 例:曖昧→あいまい
※日本新聞協会「新聞用語集」、共同通信社「記者ハンドブック」を参考。
【文章をより良くするための指摘】
13: 用語言い換え(商標など) 例:セロテープ→セロハンテープ
14: 二重否定 例:聞かなくはない
15: 助詞不足の可能性あり 例:学校行く
16: 冗長表現 例:ことができます
17: 略語 例:ADSL→非対称デジタル加入者線(ADSL)
(記事:町田光・記事一覧を見る)