サイボウズ、クラウドサービス「kintone」でサードパーティのプラグインに対応
2015年1月14日 14:21
サイボウズは13日、業務システムをドラッグアンドドロップ操作で素早く構築することができるクラウドサービス「kintone」をアップデートし、サードパーティプラグインの取り込み機能の提供開始を発表した。
「kintone」は国内で2,000社以上の企業が継続的に利用されている。今回のアップデートによりサードパーティが提供するプラグインの取り込みが可能になり、業務で必要な他システムとの連携、画面表示のカスタマイズなどがユーザー自身の手で簡単に実現できるようになった。
従来も、カスタマイズは可能であったが、JavaScriptファイルの値を変更したり、複数のJavaScriptファイルを組み合わせたりする必要があった。そこで、同社は、2014年6月にプラグイン取り込み機能の提供を開始し、プラグイン取り込みボタンからプログラムを取り込むと、必要な設定画面が表示され、プログラムの知識がないユーザーでも簡単に「kintone」のカスタマイズができるようにした。
さらに今回のアップデートで、サードパーティから提供されるプラグインも利用できるようになった。他サービスと「kintone」との連携プラグインや、「kintone」アプリのデータをより効果的に利用するための機能拡張プラグインなど、ユーザーが必要なアプリに必要なプラグインを設定することで、業務にあったシステムをユーザー自身が簡単に作り上げられる。
新たに開発されたサードパーティプラグインには、iPad見積サービスの連携プラグイン、住所をクリックするとGoogleMapの地図が開くプラグイン、コメント欄でスタンプ機能が使えるプラグインなど10以上がリリースされている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)