スズキ、大型スポーツバイク「バンディット1250S ABS」を一部改良して発売

2015年1月11日 23:46

 スズキは9日、大型スポーツバイク「バンディット1250S ABS」を一部改良して15日より発売すると発表した。

 「バンディット1250S ABS」は2000年に「バンディット1200」として発売以来、大型スポーツバイクながらコンパクトな車体やトルクフルで扱いやすいエンジンなどで好評なロングセラーモデルである。ライダーの体格に合わせてシート高を二段階に手動調節できる可変シート高機構や過度なブレーキングによるホイールのロックを一定範囲内で回避する電子制御式ABSを装備し、スズキファンを中心に根強い人気を誇る。

 今回の主な改良点は、まずコンパクトでシャープな造形のハーフカウル。サイドカウルをラジエーター側面まで延長した形状とし、空気抵抗の低減を図ったことで、高速走行時の快適性を高めた。

 さらに、全体的に引き締まった印象を与える、黒色のフレーム及びホイール。フレームとホイールに合わせて、ハンドル固定部位にも黒色塗装を施し、ハンドルバーの色はマットシルバーに変更。

 車体色には、従来の「グラススパークルブラック」「パールグレッシャーホワイト」に、「キャンディダーリングレッド」が新たに設定された。価格は111万2,400円。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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