米国12月雇用統計、ネガティブ・サプライズに要警戒

2015年1月9日 12:05


*12:05JST 米国12月雇用統計、ネガティブ・サプライズに要警戒
米国12月の雇用統計の予想は、失業率が5.7%で11月の5.8%から低下、非農業部門雇用者数は、前月比+24万人で、11月の+32.1万人からの増加幅の減少が見込まれている。

予想通りならば、米国の雇用情勢の改善が確認されることで、イエレンFRB議長の忍耐切れとなる4月の以降の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始の可能性が高まることになる。


2014年1月10日に発表された米国2013年12月の非農業部門雇用者数は、悪天候による影響で前月比+7.4万人となり、市場予想の+19.7万人を大幅に下回るネガティブ・サプライズだった。 ドル・円は105円40銭から103円83銭まで急落している。


本日の米国12月の雇用統計でも、同様のネガティブ・サプライズの可能性に警戒すべきか。《MY》

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