ここ数年は世界各国で「惑星探査ラッシュ」、各国の状況

2015年1月9日 10:19

あるAnonymous Coward 曰く、 ここ数年、世界各国で惑星探査機による惑星探査活動が活発化している。中国やインドが積極的に惑星探査活動を開始していることは最近何度か話題になったが、日本や欧州も負けずと惑星探査活動に動いているという(ITmedia)。

 近年で最も注目されているのは地球からの距離が近い火星で、米国が5機、欧州とインドが1機ずつの計7機が現在探査活動を行っているといい、今後も欧州やロシア、米国の火星探査機が新たに打ち上げられる予定。

 いっぽう日本は金星と水星の探査を計画しており、今年11月に金星探査機を、来年7月には欧州と共同で水星探査機を打ち上げる予定。

 米国は06年に打ち上げた探査機「ニューホライズンズ」が今年冥王星に接近し、観測を開始する。冥王星の探査は初めてで、新たな知見の発見が期待される。

 これだけでなく、小惑星の探査についても計画が進められており、日本の「はやぶさ」に続けとばかり、米国が小惑星から物質を採取して回収する計画を進めているという。

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