ブリヂストン、「レグノ」からノイズ低減の乗用車用とミニバン専用のタイヤを発売

2015年1月8日 21:33

 ブリヂストンは8日、同社の高級タイヤブランド「レグノ(REGNO)」から、乗用車用「GR-XI」を2月20日から、ミニバン専用「GRV II」を4月1日から発売することを発表した。

 同社の「レグノ」シリーズは、1981年の発売以来、静粛性や乗り心地、運動性能などを高次元でバランスさせた、代表ブランドのひとつとして高く評価されてきた。

 今回発売される「GR-XI」および「GRV II」は、滑らかな路面から荒れた路面まで、あらゆる場面で発生する「気になりやすいノイズ」を低減する新技術を搭載。タイヤ踏面部の溝の中で発生したノイズを低減する「ダブルブランチ型消音器」や路面からの振動を抑え車内へのノイズの伝わりを抑制する「ノイズ吸収シートII」により、従来品と比べ騒音を低減し優れた静粛性を実現している。さらに同社独自の技術「アルティメット アイ」を駆使し、車種別に異なる、タイヤに求められる性能を高次元でバランスさせている。

「GR-XI」はタイヤ接地面に発生するコーナリング時の力を計測し、その結果を基にセンター部の接地性を向上させることで、高い操縦安定性を実現。これにより、静粛性を犠牲にすることなく、車両のふらつきを最小限に抑えることで優れた乗り心地を実現している。

「GRV II」は、ブレーキ時の力を計測し、その結果を基に踏面部のブロック剛性と排水性を最適化することで、従来品「GRV」と比べ、転がり抵抗を18%低減、ウェットブレーキ停止距離も14%短縮している。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

関連記事

最新記事