NY金:反落で1210.70ドル、米雇用指標の改善で売り先行
2015年1月8日 07:01
*07:04JST NY金:反落で1210.70ドル、米雇用指標の改善で売り先行
NY金は反落(COMEX金2月限終値:1210.70 ↓8.70)。1209.10ドルまで下落した後買い戻されたが、1216.90ドルまでの上げにとどまった。この日発表の米国の12月ADP雇用統計(民間雇用者数)が、上振れで増加したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が強まり、売りが先行。
その後、WTI原油先物価格の反発をきっかけに、金も買い戻しが優勢になった。しかし、米国の株価指数が大幅に上昇していたことや、NY通常取引終了後に予定される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月16-17日開催分)の公表を控え、反発は限られた。《KO》