NEC、遠方からスマホで留守宅の様子を多用途に確認できるカメラ発売

2015年1月8日 11:15

 NECとNECプラットフォームズは7日、外出先のスマートフォンなどから留守宅の様子を確認できる、センサー機能付きネットワークカメラを2月上旬から発売すると発表した。製品名は「AtermHC100RC Wi-Fiアクセスポイントセット」で価格はオープン価格。

 新製品のネットワークカメラは、温度センサーや、エアコンなどのON/OFFができる赤外線リモコン機能を搭載する。そのため、留守宅の室温を確認し、部屋のエアコンのON/OFFや温度設定をコントロールできる。高齢者やペットを遠隔地から見守り、そして部屋の室温の管理などが可能となる。

 新製品のおもな特徴と仕様は以下の通りである。

○スマートフォン用の無償アプリ「Atermホームコントローラー」を利用することで、外出先から解像度100万画素のネットワークカメラを簡単に操作できる。カメラは水平方向に330度、垂直方向に120度動かせるので、部屋のほぼ全体を見渡せる。また、部屋が暗くなると自動で暗視機能が働き暗くても様子を確認できる。

○「温度センサー」と「赤外線リモコン機能」搭載しており、部屋の温度の確認。管理、エアコン・照明などのON/OFFが遠隔地からできる。

○「動体検知・音声検知」ができるので、動きや音声を検知するとスマートフォンに通知ができたり、その時の動画や静止画を送信できたりする。

○Wi-Fi設定済みのアクセスポイント(専用のAtermW300P)が同梱されているので、ユーザー所有のルーターの有線LANポートにアクセスポイントを接続するだけで利用できる。
(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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