ギリシャ関連の2015年初のスケジュール
2014年12月30日 13:21
*13:22JST ギリシャ関連の2015年初のスケジュール
ギリシャ議会は、解散総選挙となり、2015年1月25日に投開票が実施される予定となっている。
世論調査では、ギリシャ金融支援の条件である、緊縮・経済改革措置に反対する野党第一党の急進左派連合が、サマラス・ギリシャ首相率いる与党第一党をリードしている。
ギリシャ関連の2015年第1・四半期の予定は以下の通りとなる。
・1月22日:欧州中央銀行定例理事会
ギリシャ政局への警戒感から、金融政策の据え置きが予想される。
・1月25日:ギリシャ総選挙投開票
反緊縮財政を標榜する野党第一党の急進左派連合が政権を獲得する可能性が高い。
・2月末
「トロイカ」によるギリシャ向け救済プログラム(2400億ユーロ)の期限を迎える。
急進左派連合が政権を獲得した場合、欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャ資産を適格担保として受け入れられるようにした特例措置を撤廃する可能性が高まる。
2014年11月末時点での、ギリシャの金融機関による借り入れ額は、約450億ユーロ、担保は約4000億ユーロとなっている。《MY》