JR西日本、山陽新幹線乗務員にiPadを導入

2014年12月29日 16:26

 JR西日本は25日、新幹線の全乗務員がiPadを携帯すると発表した。これは、同社が掲げる「中期経営計画2017」の4つの事業戦略において「世界に誇る技術を持つ新幹線のポテンシャルを高める」という取り組みの一環として行われた。

 この導入により、最新のIT技術を活用し、通信機能・アプリケーションの活用および業務に必要なマニュアル・規程類を端末上で一元的に電子データ化することで、異常時対応能力を向上させる。また、このiPadを活用し、案内情報提供の強化に取り組みCSの向上を図る。さらに、新幹線乗務員が携帯するマニュアル・規程類の軽量化、差しかえ作業の迅速化およびペーパーレス化を図りまるとしている。

 導入線区は山陽新幹線で、2015年1月13日から1,200台を導入する。また、2015年3月14日に開業する北陸新幹線にも導入予定である。

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