ギリシャ議会での第3回大統領選出投票

2014年12月29日 13:40


*13:40JST ギリシャ議会での第3回大統領選出投票
ギリシャ議会は、本日日本時間午後7時に、第3回目の大統領選出投票を実施する。サマラス首相が推すディマス元欧州委員の大統領選出には定数300議席の内180票が必要であり、180票に満たなければ、来月、解散・総選挙が実施される。

サマラス首相は、議員に対して債権者との交渉を妨げないよう要請し、来年末の総選挙実施を提案した。

世論調査によると、ギリシャ国民は、来年1月の早期総選挙を望んでいない。

解散・総選挙になれば、緊縮財政に反対する急進左派連合の躍進が予想されており、ギリシャ金融危機が再燃する可能性が高まることになる。

第1回投票:160票(連立与党:155議席+無所属5議席)
第2回投票:168票(連立与党:155議席+無所属13議席)

【ギリシャ議会(300議席)】
■ 連立与党(155議席)
・新民主主義党:127
・全ギリシャ社会主義運動:28
■ 野党(121議席)
・急進左翼進歩連合:71
・独立ギリシャ人:12
・黄金の夜明け:16
・民主主義左派党:10
・ギリシャ共産党:12
■ 無所属系:24議席《MY》

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