11月の自動車生産台数、前年比12.2%減 5カ月連続マイナス
2014年12月26日 17:57
日本自動車工業会が26日発表した11月の自動車生産実績によると、四輪車の生産台数は74万3,289台で、前年同月の84万6,270台に比べて10万2,981台、12.2%の減少となり、5カ月連続で前年同月を下回った。
車種別に見ると乗用車が61万8,249台で10万884台、14.0%の減少となり、5カ月連続のマイナス。このうち普通車は36万165台で3万5,302台、8.9%の減少、小型四輪車は12万1,587台で4万1,409台、25.4%の減少、軽四輪車は13万6,497台で2万4,173台、15.0%の減少。
トラックは11万4,616台で1,868台、1.6%の減少となり、3カ月ぶりのマイナス。このうち普通車は5万2,590台で3,780台、7.7%の増加、小型四輪車は2万7,143台で1,102台、4.2%の増加。軽四輪車は3万4,883台6,750台、16.2%の減少。
バスは1万424台で229台、2.1%の減少となり、3カ月ぶりにマイナス。このうち大型は842台で5台、0.6%の減少、小型は9,582台で224台、2.3%の減少。
11月の国内需要は41万6,139台で、前年同月比9.0%の減少であった。うち乗用車は33万9,831台で前年同月比10.2%の減少、トラックは7万5,520台で同3.2%の減少、バスは788台で同2.7%の増加。輸出台数は36万8,113台で、前年同月の41万5,997台に比べると4万7,884台、11.5%の減少となり、4カ月連続で前年同月を下回った。
1~11月の生産累計は900万7,501台で、前年同期の884万3,461台に比べ16万4,040台、1.9%の増加。このうち乗用車は762万7,833台で10万6,543台・前年同期比1.4%の増加、トラックは125万372台で5万879台、同4.2%の増加、バスは12万9,296台で6,618台、同5.4%の増加であった。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)