【銘柄フラッシュ】リアルビジョンなど急伸し本日上場のMRTは買い気配
2014年12月26日 16:36
26日は、12月期末の配当・優待の権利を昨日までで確保し終えた花王 <4452> が1.6%安、日本マクドナルドホールディングス <2702> が2.2%安など、権利取り後の売却に押される銘柄はあったものの、値上げを好感して東京電力 <9501> が5.2%高など材料の出た銘柄を個別に物色する動きは活発だった。
東京都が発表した「東京の防災プラン」を手掛かり材料に建設株やセメント株などが高くなり、大成建設 <1801> は3.0%高の高値更新。昭和電線ホールディングス <5805> は都道の電線地中化計画に期待して7.0%高。リアルビジョン <6786> (東2)は11月の好決算発表に続き業績上ぶれ期待が再燃とされて18.8%ストップ高。アゼアス <3161> (東2)は発展途上国への伝染病防護服供与を材料に急伸し、12月19日に上場のサイジニア <6031> (東マ)はPER割安とされて連日ストップ高。
26日上場のMRT <6034> (東マ)は医師紹介サイト「MedRT.com」などを運営し、前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは公開価格800円に対して2.3倍の本日上限価格1840円で買い気配となった。12月に新規上場となった28銘柄はこれですべて上場した。
東証1部の値上がり率1位は日本システムウエア <9739> の18.7%ストップ高となりマイナンバー制度に期待とされて高値更新、2位はノーリツ鋼機 <7744> の16.8%ストップ高となり筆記具のペン先の最大手買収を材料に急伸し戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)