東急グループ、香港に「SHIBUYA109」の海外1号店を来秋に出店
2014年12月23日 12:30
東京急行電鉄の子会社である東急モールズデベロップメントは22日、香港の尖沙咀(チムサーチョイ)地区にある大型複合商業施設「HARBOUR CITY(ハーバーシティ)」に、ファッションアイテムを販売する「SHIBUYA109」(シブヤ イチマルキュー)の海外1号店を2015年秋に出店することで、同施設運営者のHARBOUR CITY ESTATES LIMITEDと合意したと発表した。
「SHIBUYA109」が出店するのは、「HARBOUR CITY」の「GatewayArcade」の3階で、日本で展開している「SHIBUYA109」の世界観を商業施設内出店用に小さく凝縮した形態で出店するという。なお、店舗面積は250坪(約826平方メートル)。
なお、出店に先立ち、同社が設立した現地法人の子会社「Tokyu Malls Development(Hong Kong)Limited[東急商業發展(香港)有限公司]」が出店準備を進めるという。
同社では出店により、香港から「SHIBUYA109」のリアルなファッションカルチャーを発信し、アジアを中心に、世界での知名度やブランド力を向上させ、さらに「SHIBUYA109」の本拠地である東京・渋谷へのインバウンド施策を東急電鉄とともに推進していくとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)