結婚指輪、「給与の3カ月分」はもう古い? 購入価格帯は「10万円台」が最多
2014年12月21日 21:27
新婚カップルには定番の「結婚指輪」。一昔前は、「結婚指輪の代金は給与3ヶ月分」といわれることもあったが、実際はそうでもないようだ。結婚式場選びの口コミサイトを運営する株式会社みんなのウェディングが、自社サイトの会員にアンケートを実施したところ、結婚指輪の最多購入価格帯は「10万円台」だった。
調査は今年10月、みんなのウェディング会員のうち、結婚指輪を購入した男女を対象に、サイト上で実施。有効回答数は594人で、回答者の属性は女性が94.6%、男性が5.4%だった。年代は、20代と30代がそれぞれ50%弱、40歳以上が3.4%となっている。
「結婚指輪の購入金額」は、夫側(18.7%)妻側(17.5%)ともにトップは「10万円台」だった。夫側は、次点が「9万円台(9.4%)」「8万円台(8.8%)」と続くのに対し、妻側は「20万円以上(11.4%)」、「12万円台(7.7%)」となり、女性の方がやや高めだった。男女ともに分布は「7~12万円」に集中しており、「給与3ヶ月分」という感覚は古くなっているようだ。それでも、結婚指輪の満足度については、「とても満足している」が71%、「満足している(25.1%)」と合わせて、96.1%の男女が満足していると答えた。
また、「結婚指輪は、いつどのようなときに身につけているか」と聞いたところ、「毎日・ほぼ毎日(73.2%)」が最も多く、次いで「外出する時のみ(13%)」「プライベートの時のみ(9.2%)」となっている。
「結婚指輪にまつわるコメント」を自由に記入してもらったところ、「内側に彫られたイラストが2人の暗号のようになっていて、通じ合っている気がする。指輪を付けていると、やっぱり幸せな気持ちになる(20代・女性・大阪)」や、「挙式の時に、指輪交換でとってもキラキラしていたことがいつでも思い出せる(30代・女性・佐賀)」など、さまざまな幸せの声が寄せられた。
「シンプルであきのこないデザインを選んだ」という女性からは、「結婚指輪はどうしても毎日着けていると傷がつきますが、(中略)キズが増えれば増えただけ一緒にいる時間やお互いの為に頑張っている時間があるとの証明になると思う(20代・女性・長野)」とのコメントもあった。(編集担当:北条かや)