政治から読み解く【経済と日本株】:東国春英夫氏「ロシア等の石油産出国の影響は懸念」

2014年12月19日 18:18


*18:19JST 政治から読み解く【経済と日本株】:東国春英夫氏「ロシア等の石油産出国の影響は懸念」
前衆議院議員の東国春英夫氏が「今日は、各種打ち合わせ等です。しかし、ここのところの原油安。日銀のインフレターゲッティングには逆行でしょうが、国民生活面では助かります。石油関連製品や電気代等、生活必需品の値下げが期待されます。ロシア等の石油産出国の影響は懸念されるところですがね。」とツイートしている。

本日、日銀金融政策決定会合の結果内容が発表された。市場のコンセンサス通りの「金融政策の現状維持」となったが、為替市場ではやや円安に振れる動きが見られ、結局、日経平均は後場一段高となり高値引けとなった。

引け後に行われた黒田日銀総裁の記者会見では「円安は輸出増や収益増や株価上昇などプラス効果持つ」、原油安に関しては「経済活動には好影響」といったスタンスを示した。原油価格下落に伴い2%の物価上昇率の目標には届かないといった見方が強まっているが、黒田総裁は「見通しに変わりない」とのこと。今のところ、黒田総裁のコメントに対する影響は限定的となっているが、原油価格の動向次第で世界の景気見通しが大きく変化することへの警戒感は大きい。《MT》

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