JR東海、新幹線で来年3月からスピードアップ 東京~新大阪間が最速2時間22分に
2014年12月19日 18:39
東海旅客鉄道(JR東海)は19日、2015年3月14日に実施予定のダイヤ改正の概要を発表し、東海道新幹線でのスピードアップを発表した。
東海道新幹線では、最新型車両のN700Aや改造を施したN700系の導入により、スピードアップが可能となり、最高速度を現在の270㎞/hから285㎞/hに引き上げる。これにより、早朝と深夜の最速達列車の「のぞみ」8本(うち臨時1本)、日中時間帯の上下毎時1本の「のぞみ」29本の合計37本の所要時間を3分短縮する。また37本のうち、早朝と深夜の4本(うち臨時1本)は、東京駅(東京都千代田区)~新大阪駅(大阪市淀川区)間を最速2時間22分で運転するとしている。このほか、列車の増発と在来線列車との接続の改善などを行うという。
在来線では、愛知県内を走る武豊線を電化させ、従来の気動車に代えて、電車を導入し、列車を増発するなどの変更を行う。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)