年末年始旅行の人気トップは海外がハワイ、国内は沖縄=JATA
2014年12月18日 12:00
日本旅行業協会(JATA)が17日に発表した年末年始の旅行動向調査によると、海外の人気トップはハワイ、国内は沖縄だった。
このランキングは JATA会員会社の営業、企画、カウンター等担当者にアンケート調査を実施し、345社の601名の回答をランキングとしてまとめたもの。その結果、海外の人気トップはハワイ、国内は沖縄となった。海外はハワイ以下、台湾、グアム、シンガポール、タイ、イタリア、ベトナム、香港、オーストラリア、フランスとなった。国内は沖縄以下、大阪、東京(TDR)、九州、伊豆・箱根となった。
海外旅行は、年内はヨーロッパやハワイなどの長期滞在が主で、年始出発はグアムやアジアなどの短期滞在が人気だという。また、ハワイはビジネスクラス利用者が増加している。一方、ヨーロッパでは40 代・50代の女性グループを中心にクリスマスの旅行が人気だ。さらに、北米よりも北欧の方が人気が高く、普段長期の休みのとれない人のハネムーンにも人気だという。
国内旅行では、北海道スキーだけでなく、上越方面、信州方面など年末年始のスキーが例年に比べ増加傾向にある。また、近場の温泉が三世代家族を中心に人気だという。さらに、寝台列車の北斗星がなくなる前に乗車したいという旅行者を中心に北斗星やカシオペア、サンライズなど寝台列車を利用するツアーが人気となっている。