ソフトバンクグループら、インドの不動産サイトへ総額約106億円を出資
2014年12月17日 11:29
ソフトバンクは16日、インドの不動産仲介サイト「ハウジング・ドットコム」を運営するロコンソリューションズ(LoconSolutions)に対して、ソフトバンクグループ主導で、既存株主とあわせて総額9,000万ドル(約106億円)の出資を行うことを正式合意したと発表した。この出資により、ソフトバンクグループが同社の筆頭株主になる予定だ。
ハウジングドットコムは、今回の取引を含めて、これまでの2年間で総額1億2,100万米ドル(約143億円)以上の資金調達を行ったことになる。今回調達した資金を、インド国内300都市の4,000万件以上の物件数を掲載するマップの制作や、物件所有者や代理店事業者が売り出し可能な物件を速やかに同社のサイトで公開できる仕組みの構築などに利用する予定である。
ソフトバンクグループはハウジングドットコムとのパートナーシップを通じて、インドのデジタルインフラへのさらなる出資を目指し、インドおよび世界中のグループ内のインターネット企業群とのシナジーをさらに強化する方針だ。出資は、米子会社ソフトバンク・インターネット・アンド・メディア(SoftBank Internet and Media)を通じて行なう。