NY金:続落で1207.70ドル、FOMC思惑、原油安進行で売り優勢
2014年12月16日 07:01
*07:04JST NY金:続落で1207.70ドル、FOMC思惑、原油安進行で売り優勢
NY金は続落(COMEX金2月限終値:1207.70 ↓14.80)。1217.90ドルから1205.10ドルまで下落した。今週16-17日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)について、異例な低金利に関するフォワードガイダンスの文言「相当の期間」が削除されるとの観測があり、利上げに近づく可能性への懸念が金の売り圧力になった。
また、WTI原油先物が一時55.87ドルまで下落。原油価格の一段安によりインフレ低下が進めば、金のヘッジ需要が後退する可能性がある、との連想から売り圧力も加わったとみられる。《KO》