au、国際電話料金を来年3月に改定 国ごとの料金区分を集約

2014年12月12日 17:50

 KDDIと沖縄セルラー電話は12日、au携帯電話から国際電話が利用できる「au国際電話サービス」と公衆電話発の国際電話サービスの料金を2015年3月1日に改定すると発表した。

 「au国際電話サービス」の改定では、課金される時間単位をこれまでの60秒から30秒に変更する。また、国ごとに細分化されていた通話料金を5区分(衛星電話を除く)にまとめた。30秒あたりの通話料(いずれも免税)は、北米とオセアニアの一部(オーストラリア、ニュージーランド、グアムなど)が20円、東アジア (中国、韓国、台湾、香港など)が55円、ヨーロッパと東南アジア (フィリピン、タイ、ベトナムなど)、オセアニアの一部(パプアニューギニア、フィジーなど)が65円、アフリカが85円、中南米が95円となる。

 公衆電話発の国際電話サービスの改定では、国ごとに細分化されていた通話料金を3区分にまとめた。なお、課金は従来通り100円単位で行われる。100円(免税)で話すことができる時間は、北米とオセアニアの一部(オーストラリア、ニュージーランド、グアムなど)が40秒間、アジアとヨーロッパが28秒間、アフリカ、中南米、オセアニアの一部(パプアニューギニア、フィジーなど)、衛星電話が16秒間となる。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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