政治から読み解く【経済と日本株】:「荒れるSQ週の中日」のアノマリーは強し
2014年12月10日 14:17
*14:18JST 政治から読み解く【経済と日本株】:「荒れるSQ週の中日」のアノマリーは強し
前日、「選挙アノマリー」と「荒れるSQ週の中日」というコラムを書いたが、本日の東京市場を見る限り、日経平均は前日比500円安の大幅続落とまさに「荒れるSQ週の中日」の展開となっている。外部環境の悪化から、ある程度売られるイメージはあったが、昨夜の先物市場でつけた17310円レベルまでの下げは想定外といったところ。
一方、14時時点での日経平均は17330円台を推移しているが、衆議院選挙の投開票日は14日で前営業日は12日。衆議院が解散したのは11月21日で終値ベースの日経平均は17357.51円である。このままでは「選挙アノマリー」の一つ「解散から投開票日の前日までは買い」が崩れることとなる。所詮アノマリーなのでそこまで重要視する必要はないかもしれないが、話題となったアノマリーだけに、12日この17357.51円を維持できるか注目したい。《MT》