米労働市場情勢指数と退職率の低下

2014年12月10日 13:32


*13:32JST 米労働市場情勢指数と退職率の低下
米国連邦準備理事会(FRB)が発表した米国の19の雇用関連指標で構成される11月の米労働市場情勢指数(LMCI)は、2.9となり、10月の3.9から低下した。

イエレンFRB議長が注視している米国の9つの雇用関連指標「イエレン・ダッシュボード」で、イエレンFRB議長が重要視している10月の退職率は1.9%となり、9月の2.0%から低下した。


イエレンFRB議長は、イエレン・ダッシュボードの9つの雇用関連指標がリセッション(景気後退)前の水準を回復するまで、利上げには踏み切らないと表明している。


【○:回復、●:未回復】    【2007年12月リセッション前】
●失業率      :5.8%   5.0%
○非農業部門雇用者数:+32.1   +9.7
●長期失業者の割合 :30.7%   19.1%
●労働参加率    :62.8%   66.1%
●不完全雇用率   :11.4%   8.8%
○求人率      :3.3%   3.0%
○解雇率      :1.2%   1.4%
●退職率      :1.9%   2.1%
●採用率      :3.6%   3.8%《MY》

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