ホンダ、運転者席側エアバッグインフレーター回収を全米に拡大
2014年12月10日 11:40
ホンダは9日、米国の常に湿度の高い地域で、特定の車両の運転者席側エアバッグインフレーター不具合の調査協力としてSIC(セーフティ インプルーブメント キャンペーン)を行ってきたが、今回、対象地域を自主的に全米へ拡大すると発表した。
同社は、現在、日本において不具合は確認されていないものの、原因究明とユーザーの安心を最優先し、対象の運転者席側エアバッグを搭載している車両については、日本も自主的に全数回収調査を行っていくとしている。
対象となるユーザーには、交換部品の準備ができ次第、常に湿度の高い沖縄地域のユーザーから通知を開始(12月下旬予定)して順次拡大し、ダイレクトメール等で案内する。
対象モデルは、2002-2003年式インスパイアまたはセイバー9,002台、2002-2004年式ラグレイト3,207台、2003-2005年式エレメント3,127台、2003-2005年式MDX1,490台、2004-2013年式エリシオン11万7,758台の合計13万4,584台である。