イエレンFRB議長の「相当な期間」のトラウマ

2014年12月9日 13:22


*13:22JST イエレンFRB議長の「相当な期間」のトラウマ
イエレンFRB議長は、昨年の就任後の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「相当な期間」とは約6ヶ月程度、と失言したことで、この文言にはトラウマが残っている。


連邦公開市場委員会(FOMC)後のFRB議長の記者会見は、3月、6月、9月、12月に予定されており、2014年12月16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)の後は、2015年3月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)となる。


イエレンFRB議長は、「相当な期間」を削除した場合、記者会見で説明責任を果たしたいはずであり、2015年1月27-28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で削除した場合、説明責任を果たせないことになる。

イエレンFRB議長が信奉している金融政策のルール「最適コントロール」では、今月が利上げの最適なタイミングとされており、その予告となる「相当な期間」の削除に最適なタイミングでもある。《MY》

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