ジーエス・ユアサバッテリー、アイドリングストップ・通常車対応のELシリーズに2機種4タイプを追加発売
2014年12月8日 21:26
ジーエス・ユアサバッテリーは8日、先進テクノロジーを搭載した自家用車用高性能バッテリー「EL(ECO.R LONG LIFE)」シリーズ」に、2機種4タイプを同日より追加発売すると発表した。
国内で初めてアイドリングストップ車と通常車の両方に搭載が可能な画期的なバッテリーとして登場した「ELシリーズ」に「50B19R/K-42R」「50B19L/K-42」と「120D31R/T-110R」「120D31L/T-110」の2機種4タイプが追加されたことで、国内のすべての自家用乗用車のアイドリングストップ車と通常車に対応できるよう、「ELシリーズ」のフルラインナップ化が実現したことになる。
「ELシリーズ」には、バッテリーの心臓部である極板に“ウルトラロングライフ構造”(同社呼称)を採用。厳しい使用環境下での耐久性を向上し、標準品比較200~300%の長寿命化を実現している。さらに、カーボン量の最適化と電解液へのリチウム配合により、充電受入性と回生受入性が大きく向上し、“ウルトラロングライフ構造”との相乗効果により、アイドリングストップ車への搭載が可能となった。
近年車両における低燃費化技術が急速に進み、ハイブリッド車やアイドリングストップ車など次世代エコカーが次々と市場へ投入される中、バッテリーにおいても新たな需要が生まれている。今回の新製品は、こうした需要に応えるものとして、市場の反応が期待される。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)