NY金:反落で1207.70ドル、ECB総裁発言を材料に1202-1213ドルで推移
2014年12月5日 07:01
*07:04JST NY金:反落で1207.70ドル、ECB総裁発言を材料に1202-1213ドルで推移
NY金は反落(COMEX金2月限終値:1207.70 ↓1.00)。1213.50ドルまで上昇した後、1202.90ドルまで下落し、それ以降は前日終値(1208.70ドル)前後での推移となった。主に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言が材料となり、まず「1月に新たな措置を決定するとは限らない」を受けて、ユーロ・ドルが1.24台に反発したところで(ユーロ高・ドル安)、金は高値をつけたもよう。
しかし、「量的緩和をめぐり、金を除くあらゆる資産購入について討議した」との発言には失望感が広がり、売りに転じた。その後も、持ち高調整のユーロの買い戻し(ドル売り)が断続的に出ていたことで、金相場も底堅い状態になったが、戻し切れなかった。《KO》