エプソン、フィリピンにインクジェットプリンターとプロジェクターの新工場を建設 投資額約123億円
2014年12月4日 12:18
セイコーエプソンは3日、2016年度までに総額約123億円を投資し、フィリピンの製造子会社Epson Precision (Philippines) Inc.に、インクジェットプリンターとプロジェクターの生産拡大に対応するための新工場を建設すると発表した。
この新工場は、EPPIの敷地内に建設し、2017年初頭に竣工、2017年春には稼働を開始する予定である。また、約3,000kWhの能力を持つメガソーラー発電設備を建物の屋根部分に設置する予定で、これにより、新工場も合わせたEPPI全社が昼間に使用する電力の半分程度をカバーすることが可能だという。
当社は主に中国、インドネシア、フィリピンにインクジェットプリンターとプロジェクターの生産拠点を有しているが、中長期的な事業戦略のもと、今後の生産拡大に向けた増産体制を整備する必要があるという。新工場はこのような生産数量の増加に対応し、従業員数も現在の約1万2,500人から、最終的には2万人の体制を想定している。