政治から読み解く【経済と日本株】:2年前のNHK世論調査との比較では

2014年12月3日 13:27


*13:27JST 政治から読み解く【経済と日本株】:2年前のNHK世論調査との比較では
1日夜にNHKが発表した世論調査では、各党の支持率は、自民党が41.7%、民主党が9.6%、公明党が5.3%、共産党が3.5%、維新の党が1.9%、生活の党が0.6%、社民党が0.6%、次世代の党が0.2%、「特に支持している政党はない」が29.6%となった。

2年前の衆議院選挙前に行われた(12年12月10日)NHKの世論調査によると、自民党が26.6%、民主党が16.1%、日本維新の会が4.7%(分党し一部次世代の党)、公明党が4.1%、共産党が2.7%、みんなの党(解党)が2.1%、日本未来の党(分党し一部生活の党)が1.6%、社民党が0.7%、国民新党(解党)が0.1%、新党大地(現在、政党交付金非交付団体)が0.1%、新党改革が0.1%、「特に支持している政党はない」が33.5%だった。

2年前は政権交代への機運が高まっていたことなどから単純な比較はできないものの、みんなの党などが解党した割には「特に支持している政党はない」の低下はややサプライズ。また、支持基盤がしっかりとしている共産党が支持率を伸ばしている点はさすが。投票率の低下が懸念されるなか支持基盤のしっかりとした党は相対的に優位に立つと見られる。《MT》

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