政治から読み解く【経済と日本株】:衆議院選挙初の「ネット選挙」がスタート
2014年12月2日 13:52
*13:52JST 政治から読み解く【経済と日本株】:衆議院選挙初の「ネット選挙」がスタート
本日は衆議院選挙公示日ということで、多くの立候補者が気合いをこめたツイートを発している。今回の衆議院選挙では、アベノミクスへの信任がメインテーマとなっているなか、衆議院選挙としては初の「ネット選挙」が実施される。
「ネット選挙」の定義は総務省によると、
・有権者は、ウェブサイト等(ホームページ、ブログ、ツイッターやフェイスブック等のSNS、動画共有サービス、動画中継サイト等)を利用した選挙運動ができますが、電子メール(SMTP方式及び電話番号方式)を利用した選挙運動は引き続き禁止されています
・候補者・政党等は、ウェブサイト等及び電子メールを利用した選挙運動ができます
と2つ定義されている。
同時に総務省では、候補者に対する悪質な誹謗中傷を禁止しているほか、選挙運動の方法などに関する規制として、
・有権者が電子メールを使用して選挙運動をすること
・未成年の選挙運動
・HPや電子メールなどを印刷しての配布
・選挙運動機関外の選挙運動実施
を禁止している。昨年夏の参議院選挙では、線引きの不透明さなどが意識されて「ネット選挙」はさほど広がりを見せなかった。ただ、SNSを駆使する政治家が増加していることなどから、参議院選挙や東京都知事選挙と比較すると活発な「ネット選挙」が展開されると予想する。関連した銘柄が多くあるが、選挙期間中動意付くか注目。《MT》