政治から読み解く【経済と日本株】:長島昭久氏「有権者は益々白けるだけだろう」
2014年12月1日 13:07
*13:07JST 政治から読み解く【経済と日本株】:長島昭久氏「有権者は益々白けるだけだろう」
前衆議院議員の長島昭久氏は「一昨日の公開討論会で、アベノミクスをめぐる議論をしていてある種の虚しさを感じざるを得なかった。結局、どの数字を持ち出すかで、日本経済の現状は良くも悪くも説明できるのだ。与党も野党も延々とポジション・トークを繰り返していれば、大義なき解散で白けている有権者は益々白けるだけだろう。」とツイートしている。
週末はインターネットを利用した討論会などで様々な議論が繰り広げられたが、総選挙の公示を翌日に控えた本日は、13時より日本記者クラブで党首討論が実施される。党首同士の討論と代表質問団との質疑応答の2部構成で行われる。
共同通信社が先週末に実施した世論調査では、安倍内閣の支持率は43.6%で、不支持が47.3%に逆転。比例代表の投票先は自民党が28%、民主党が10%と引続き自民党が優勢となっている。安倍内閣は支持しないが、消去法で自民党に投票するといったところか。今回の衆議院選挙は「風が吹かない」と予想されているが、上記の世論調査の結果を見ても投票率は低下する可能性が高いと言えよう。《MT》