富士通セミ、半導体製造のファウンドリ新会社が事業開始

2014年12月1日 23:07

 富士通セミコンダクターは1日、三重県桑名市の300mm製造ラインを主体とした「三重富士通セミコンダクター株式会社」、福島県会津若松市の150mm製造ラインを主体とした「会津富士通セミコンダクターウェハーソリューション株式会社」、同じく会津若松市の200mm製造ラインを主体とした「会津富士通セミコンダクターマニュファクチャリング株式会社」、およびこれら会津地区の2社を統括する「会津富士通セミコンダクター株式会社」が事業を開始したと発表した。

 同社は、2014年7月31日に発表した「半導体事業の再編について」に基づき、三重工場300mmの製造ライン、会津若松工場の150mm製造ライン、および富士通セミコンダクターテクノロジ株式会社の200mm製造ラインをそれぞれファウンドリ専業会社として分社する準備を進めてきたが、その作業が完了し、事業を開始した。

 三重富士通セミコンダクターは、本社所在地は神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目10番23、事業内容300mmウェーハファウンドリおよびウェーハ試験サービス。会津富士通セミコンダクターは、本社所在地は福島県会津若松市門田町工業団地4番、事業内容はウェーハファウンドリおよびウェーハ試験サービス事業の統括。会津富士通セミコンダクターウェハーソリューションは、本社所在地は福島県会津若松市門田町工業団地3番、事業内容150mmウェーハファウンドリおよびウェーハ試験サービス。会津富士通セミコンダクターマニュファクチャリングは、福島県会津若松市門田町工業団地6番、事業内容200mmウェーハファウンドリサービスである。

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