(中国)民間自動車保有台数は1.54億台、米国に次いで世界第2位に
2014年12月1日 09:38
*09:38JST (中国)民間自動車保有台数は1.54億台、米国に次いで世界第2位に
中国の民間自動車保有台数は足元で1億5400万台に達し、米国に次いで世界第2位となっている。世界全体の約15%を占めた。自動2輪車なども含めたモータービークル全体の民間保有台数は2億6400万台。年間の純増数は全体で1000万台を超えている。政府系メディアが27日、公安局交通管理局の最新統計を引用する形で伝えた。
モータービークルの運転手数も急増している。11月までに3億人の大台を突破し世界トップ。2003年に1億人、2010年に2億人という経過を辿っている。運転手の数は人口全体の22%、適性年齢(18-70歳)の30%を占めた。また普通自動車免許の保有者数は1億8000万人となり、過去10年間で20倍近く増加している。
モータービークル運転手のうち、女性の伸びが目立つ。過去10年で300万人から6059万人に拡大した。伸び率は20倍となり、男性の7.4倍を大幅に上回っている。
運転手の年齢層も拡大。大学生の15%が在学中にモータービークルの免許を取得しているほか、大学生の5割超が同免許を保有している。また過去10年間では中高年(51-61歳)の免許取得者の伸びが最も速いという。60歳以上の運転手は10万人から393万人へ39倍に急増した。
一方、自家用車の保有台数は足元で1億400万台に上り、2000年の35倍に増加している。100世帯当たりの自家用車保有台数は25台。地域別では、北京が63台、広州、成都などで40台を超えた。また自動車の保有台数が100万台を上回る都市は全国35都市を数える。うち北京、成都、深センなど10都市では200万台を超えている。
【亜州IR】《ZN》