【銘柄フラッシュ】ケアネットが急伸しミドルウェアは上場2日目も買い気配

2014年11月28日 16:44

 28日は、原油市況の数年ぶりの安値を受けて燃料安の期待などが強まり、ヤマトホールディングス <9064> が3.5%高の高値更新となり、全日本空輸 <7202> は7.4%高、日本航空 <9201> は5.3%高と各々高値を更新した。川崎汽船 <9107> は6.9%高など海運株も高い。また、リニア新幹線の着工が12月中旬と伝えられ、鉄建 <1815> が5.5%高と出直りを強め、熊谷組建 <1861> は3.2%高、飛島建設 <1805> は7.2%高など建設株も高い。

 上場2日目のCRI・ミドルウェア <3698> (東マ)は本日も買い気配のまま売買が成立せず、買い気配だけで上げた場合の本日の上限になる1万2700円(公開価格2400円の5.3倍)となった。

 ケアネット <2150> (東マ)は引き続きインド企業との提携を材料に7日連続ストップ高となり23.9%高、FFRI <3692> (東マ)は12月5日現在の株主に1対4の株式分割を行なうことが材料視されて21.6%ストップ高、インタースペース <2122> (東マ)は子会社のインドネシア企業との提携を材料に19.6%高、リプロセル <4978> (JQS)は10月末に作製効率を100倍から1000倍に向上させる新たなiPS細胞の培養法が伝えられ戻り高値の4.3%高、レッドプラネット・ジャパン <3350> (JQS)はハンバーガー大手ウェンディーズ・ジャパンとの提携発表が言われて28.8%高の急伸。

 東証1部の値上がり率1位はジャパンマテリアル <6055> の13.6%高となり11月末の株主に対する株式分割の権利を取り終えた売り物が一巡とされて上値期待、2位はOCHIホールディングス <3166> の11.4%高となり日本橋梁の持株会社のためリニア新幹線の着工や年末相場への期待が高揚した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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