政治から読み解く【経済と日本株】:小池百合子氏「レイムダック化がより深刻にならないか」
2014年11月25日 14:06
*14:06JST 政治から読み解く【経済と日本株】:小池百合子氏「レイムダック化がより深刻にならないか」
衆議院議員の小池百合子氏が、ヘーゲル米国防長官の辞任発表を受けて、「中間選挙後、さらに「決められない政治」の図式が強まる中でのできごと。レイムダック化がより深刻にならないか。」とツイートしている。
イラク情勢やシリア政策を巡るオバマ大統領との意見対立が要因とのこと。ヘーゲル氏は昨年、シリアへの軍事介入を進言したが、プーチン大統領の政治力にオバマ大統領が屈し土壇場でシリアへの介入が回避された。一方、オバマ大統領は今年に入りシリア空爆を実施したことからヘーゲル氏は大きな不満をもっていたとのこと。
共和党出身のヘーゲル氏の辞任を受けて、民主党政権のオバマ陣営と上院、下院を握っている共和党の溝はさらに深まったと言えよう。イラン核協議が再延長となるなか、オバマ大統領は内政だけではなく軍事的な要素を含め外交面でも厳しい局面を迎えることとなった。《MT》