NY金:反発で1197.70ドル、ECB量的緩和示唆や中国利下げを好感

2014年11月22日 07:00


*07:03JST NY金:反発で1197.70ドル、ECB量的緩和示唆や中国利下げを好感

NY金は反発(COMEX金12月限終値:1197.70 ↑6.80)。1206.00ドルまで上昇した後、いったん1190.70ドルまで下落したが、その後も底堅い展開になった。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が量的緩和の導入を示唆し、中国人民銀行が景気下支えのため利下げ実施を発表したことが好感され、金を買う動きが強まった。

ただ、一方、ECBの量的緩和導入観測はユーロ売りにつながることで、ユーロ・ドルが1.24ドル割れまで下落し、ドル高が目立つ状況になった辺りから金の売りが一時的に強まった。その後は買いが再開され、1198ドル絡みまで戻した。《KO》

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