東芝、0.2mmの線で文字が書けるビジネス向けペンタブレット3タイプを発売
2014年11月20日 18:03
東芝は19日、「アクティブ静電結合方式」やアプリ「Tru(トゥルー)シリーズ」を搭載したWindowsペンタブレット「dynabook Tab」シリーズ3モデルを12月下旬から順次発売すると発表した。
新製品は、ワコムが開発した新方式「アクティブ静電結合方式」のペン入力技術と、ペン先位置の正確な検知など東芝独自技術を融合することで、太さ約0.2mmの線で小さな文字でもペン先とずれずに書くことを可能にした。これにより、小さな文字で紙やノート・手帳にメモや走り書きをするような手書き入力もできる。
アプリケーションは、ビジネスシーンで扱う配布資料や議事内容などの情報を即座に記録、検索、編集、整理することができる3つのアプリ「Truシリーズ」を搭載しており、業務が効率化できる。その一つ「TruNote」はロック画面から画面をタップするだけで素早くメモができ、最大100万ページ分のノートの中から手書き文字による検索で素早く必要な情報が取り出せる。
また、「TruCapture」は、カメラで撮影したホワイトボードや配布資料の画像を補正して取り込むことができる。これらのアプリケーションは、標準搭載のOffice2013と連携しており、手書きの図形や表をOffice形式へ変換してWordやPowerPointなどに貼付可能だ。また、「TruRecorder」は、録音した会議音声を話者ごとに再生する機能により議事録作成を支援する。
「dynabook Tab S90/NG」と「dynabook Tab S80/NG」は10.1型WXGA(1,280×800ドット)液晶を採用し、64GBフラッシュメモリ、MicrosoftOffice Home&Business 2013を搭載している。「dynabook Tab S68/NG」は10.1型WXGA(1,280×800ドット)液晶を採用し、64GBフラッシュメモリ、MicrosoftOffice Home&Business 2013を搭載している。価格は3機種ともオープンである。