AKB相場の失速懸念
2014年11月19日 16:40
*16:40JST AKB相場の失速懸念
2012年の安倍第一次政権の発足により、安倍トレード(日本株買い・円売り)第一幕が開幕し、3本の矢が発射された。
黒田日銀総裁が黒田バズーカ砲第1弾を打ち出し、安倍政権は、財政拡大と成長戦略を打ち出し、A(安倍首相)とK(黒田日銀総裁)コンビよる「B:バブル」相場が始まった。
そして、アベノミクスのアドバイザーである浜田内閣官房参与(エール大学名誉教授)は、
大学の通知表に倣って、 「第一の矢の金融緩和はAプラス、第2の矢の財政政策はB、成長戦略の第三の矢はE、「ABEnomics」と採点している。
黒田日銀総裁は、10月31日に、2015年10月の消費増税10%を前提にして、黒田バズーカ砲第2弾を発射し、第3弾の可能性も示唆した。
しかし、安倍首相が消費増税の延期を決定したことで、黒田日銀総裁は本日の記者会見で第3弾の可能性に言及しなかった。
安倍トレード(日本株買い・円売り)第2幕では、A(安倍首相)とK(黒田日銀総裁)の蜜月の終わりが懸念される。《MY》