【銘柄フラッシュ】ホットリンクやYKTが急伸しホンダなど下げ渋る

2014年11月17日 17:04

 17日は、日経平均の下落率の2倍の割合で値上がりするように運用する日経ダブルインバース上場投信 <1357> が5.7%高となり、同じくTOPIXベア2倍ETF <1356> も5.1%高。7~9月GDPや沖縄県知事選などを受けて日経平均は14時40分頃に一時583円40銭安(1万6907円43銭)まで大幅反落となった。ただ、ホンダ <7267> や富士重工業 <7270> などが後場は横ばいに転じて下げ渋り、三井不動産 <8801> などの大手不動産株や、アステラス製薬 <4503> など薬品株の一角も後場は下げ止まり売買交錯となった。

 アイスタイル <3660> が投資育成事業の子会社を設立との発表を材料に6.3%高と戻り高値に進み、サノヤスホールディングス <7022> は造船業界の回復期待などが言われて4.8%高と高値を更新、米久 <2290> は鶏肉の国産使用の増加が追い風とされて連日高値の3.8%高、イムラ封筒 <3955> (東2)は選挙関連株として28.7%ストップ高、日本ギア工業 <6356> (東2)は原発再稼働に期待する出直り相場に弾みがついてきたとされて20.0%ストップ高。ホットリンク <3680> (東マ)はビッグデータなどを扱う米国企業の買収を材料に24.2%ストップ高、アクセルマーク <3624> (東マ)は共同制作ゲームの配信前事前登録が好調との見方で17.8%ストップ高、買い取り再販を手がけるトレジャー・ファクトリー <3093> (東マ)は7.4%高、同じくBEENOS <3328> (東マ)は10.7%高。記念増配を発表したYKT <2693> (JQS)は29.4%ストップ高。

 東証1部の値上がり率1位はネオス <3627> の20.4%ストップ高となり米社との提携が伝えられて後場急騰、2位は関東電化工業 <4047> の前週金曜日に発表した第2四半期決算を好感、3位は木村化工機 <6378> の7.2%高となり前週金曜日に発表した第2四半期決算を好感して高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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