NY原油:反落で77.18ドル、ドル高傾向、米在庫統計への思惑で売り優勢に
2014年11月13日 07:01
*07:02JST NY原油:反落で77.18ドル、ドル高傾向、米在庫統計への思惑で売り優勢に
NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:77.18 ↓0.76)。76.86ドルまで下落後、一時78.08ドルまで上昇したが、その後再び77ドル付近まで下落した。サウジアラビアのヌアイミ石油相が、「価格戦争は根拠がなく、サウジに関わらない」と述べたことで、売りが先行したもよう。
その後、リビアの原油生産が一時的に止まっていることが下支えとなり、NY午前のドル安値圏の辺りでいったん原油の買い戻しに転じたとみられる。しかし、ドル高傾向が強まったことや、日本時間14日午前1時発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)への思惑などから、原油の売りが再開された。《KO》