政治から読み解く【経済と日本株】:片山虎之助氏「解散風は収まりません」

2014年11月12日 13:40


*13:40JST 政治から読み解く【経済と日本株】:片山虎之助氏「解散風は収まりません」
参議院議員の片山虎之助氏は「11月17日に発表される7~9月期のGDP速報値が重大な意味を持って来ました。良くなければ、首相は18日にも経済対策を盛り込んだ補正予算の編成を指示し、消費税再増税の先送りを決めて衆院を解散、信を国民に問うというシナリオです。解散風は収まりません。」とツイートしている。

一週間前には話題すら上がっていなかった「衆議院解散、年内総選挙」が現実味を帯びてきている。与野党の有力者は選挙準備を一気に進めているが、野党は出遅れ巻き返しに躍起。一方、与党は「解散は首相の専権事項」というメリットをどこまで享受できるかが注目されよう。

年末に失職し再度選挙に打って出る国会議員は悲喜こもごもだ。解散によって内閣が総辞職することから、総選挙の結果次第だが、第3次安倍内閣が組閣される可能性が高い。初入閣を目指している約50名の自民党適齢期の国会議員からするとチャンスと言えよう。ただ、9月の改造内閣発足で閣僚入りした議員からすると複雑だろう。《MT》

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